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反抗期という嵐がさった高校1年生と、受験という佳境に入った中学3年生の息子。
そして我が家の癒しである小学4年生の末娘。今を大切に、更新はボチボチ頑張ります[ー(長音記号2)]

いまできること [経験]

3月11日、14:46分頃発生した「東北地方太平洋沖地震」

時間経過と共に拡大する被害状況、あまりにも多すぎる犠牲に胸が痛いです。

亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々へは心よりお見舞い申し上げます。
一人でも多くの方が救助され、1日も早い復興を願うばかりです。


私が住む横浜でも激しい揺れがありました。

円を描くような気持ちの悪い揺れは、物が落ちたりということはありませんでしたが、水槽の水が
飛び出し、自然と窓が開いていき、長い揺れに末娘と次男の肩をかかえ足が竦む思いでした。

この日は次男は学校を休んでおり、揺れが落ち着き、帰宅時間になっても帰らない長男を心配し
迎えに出たところ、また大きな揺れが。
既に不安から外に出ていた方々と一緒に、遠くであがる黒煙と聞こえるサイレンに不安がつのり、
動けずにいたところ、学校からの緊急メールが届きました。

既に携帯は通話もメールも不通だったのですが、運よく届いたメールでその場にいたお母さんと
一緒に長男を迎えに行くことが出来ましたが、メールが届かず慌てて迎えに行った方もいました。
その時は長男のことだけで頭がいっぱいでしたが、迎えを待ち不安そうなお友達を残し、学校も
同居の親族以外には引き渡しできませんと断られ、声をかければよかったと、悔やまれました。

帰宅してからはいつ余震がくるかもしれないし、ライフラインが止まるかもしれないと夕飯の支度
を急ぎ子供達に早めにご飯を食べさせるのが精一杯で、ニュースから流れる被害を目の当りに、
どうしたらいいのか、頭が回らないまま一度だけ通じた電話で帰るとい言った夫を心配しながら
待つことしか出来ませんでした。

各地で停電し信号も消え、道路は大渋滞、お店は閉まり電車も止まり帰宅できない方が多数。
徒歩で家を目指す人で道はごったがえし、水道管が破裂したのか道路が冠水しているところも
あったと、無事帰宅できた夫から聞きました。

その日の夜は余震と緊急メールに何度も飛び起きながら、無事に朝をむかえたことに安堵し、
通じるようになった電話でやっと家族の安否を確認をしました。

それからはライフライン(電気・ガス・水道)が止まっても少しでも困らぬよう冷蔵庫の生鮮食品の
下ごしらえと、食事の作り置きを続け、一日中台所に立っていました。

そして地震から2日経った今日はいつもの週末のようにスーパーに足りないものを買いに行くこと
にしたのですが、水漏れにより開いていない店舗や、陳列棚が危険なのか通れなくしていたり、
またお店は節電の為か暗く、棚はあいている箇所が目立ち、レジには長い列が…

改めて地震があったことを実感したのですが、非常食を買い溜めする方も多く見られ、そんなに
買わなくてもと内心思ってしまいました。

被災地から離れている私達が出来ることは、流通が止まることを恐れ必要以上に買い溜めする
ことではなくて、必要最低限で生活することだと思うんです。


電気ガス水道は節約に努め、大切な食料は無駄なく食べきること。

そして、もしもの時はご近所同士で声をかけ合うこと。


今回の地震で身をもって感じたことです。


小さなことでも、いまこそ、ひとりひとりが出来ることを。




追記

東京電力の計画停電が決まりました。
今は想定されるエリアの発表のみで詳細はわかっていませんが、混乱が避けられますように。


共通テーマ:育児

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