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反抗期という嵐がさった高校1年生と、受験という佳境に入った中学3年生の息子。
そして我が家の癒しである小学4年生の末娘。今を大切に、更新はボチボチ頑張ります[ー(長音記号2)]

ひとつずつ [経験]

ご心配をお掛けしてしまい、すいませんでした。

だいぶ気持ちは落ち着きましたが、なかなか更新することが出来ませんでした。

震災から1ヶ月が過ぎ、品薄だった商品も少ないながらも棚に並ぶようになって、
暗かった店内の照明も元に戻りつつあり、安堵感と複雑な思いでいます。。


20日ぶりに現場に入った兄からは、改めて今回の津波の高さに驚いたことや、
爆発によって飛び散った瓦礫から爆風が凄まじかったであろうことを聞きました。

坂の上まで押し流された瓦礫、建物の前に積みあがった車の山、津波は14~15m
あっただろうと推測でき、漂流物の中には20m近い重油タンクまであったそうです。

先日、東電からも原発での津波の高さについて発表がありましたが、なぜに今頃?
と思うし、津波は想定の3倍だったと言われても、無意味に感じます。

兄は福島第一原発から20㌔範囲にあるJヴィレッジに宿泊・待機し、作業に行く時は
施設から出る時点で防護服に集塵マスクを着用し向かうそうです。

そこは原発に関わる方々の拠点となっているのですが、上下水道は復旧しておらず
宿泊施設であるにも関わらず部屋は開放されず、廊下で寝泊りをしているという事実。

収束に向け頑張っている方々に対し、そんな扱いを政府も東電も容認しているなんて、
理解に苦しみます。

兄達はJヴィレッジを出て30㌔範囲でアパートを借り仕事に行くことにしたそうです。

今回の震災による待機中の補償については話も無く、末端の下請け会社である兄の
会社では今後のことを考え仕事を断るわけにもいかないというのが現状のようで。

危険な状態での作業に高額報酬どころか、そんな扱いだなんて酷い話です。

既に一部では取り上げられているようですが、知って欲しいと思いました。


でも、原発に不安を覚えた私としては停止している原発に頼ることなく電力供給できて
いるのなら、そのまま廃炉にして節電でも薄暗いままでも良いと思うわけで。。

ただ、停止している原発が多いからこそ兄達は他で仕事をすることも出来ないのです。

そんなことを考えると更新できず、相変わらず矛盾だらけで、複雑な思いなのですが…


今は私に出来る事をひとつずつ積み重ねていきたいと思います。

私には人を笑わせられるような明るい記事は書けないけれど、いつもの私の記事で
少しでも誰かの役に立つことを信じて。

また徐々に更新していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!





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