反抗期という嵐がさった高校1年生と、受験という佳境に入った中学3年生の息子。
そして我が家の癒しである小学4年生の末娘。今を大切に、更新はボチボチ頑張ります
「がんばれ」禁止 [母のなやみ]
先日、幼稚園を通じて参加者を募った「地域父母家庭教育講座」に参加してきました。
演題は、子育て協会の代表を務める杉浦正明先生による
「また明日遊ぼうね!」と言える子に”共に育ちあえる関係を育てるために” でした。
1時間半という時間の中、子育てについて、所々でオモシロおかしく話しをして下さり、
飽きることなく最後まで聞くことが出来ました。
その中で印象に残ったのが、「頑張れ!」と言うことを禁止した方が良いという内容でした。
子供にも大人にも「頑張れ」と言わない方が良い。
頑張れと言われプレッシャーを与えられるより、「頑張ったね」と認めて気持ちをラクにしましょうと。
このことについてもオモシロおかしく、
「もっと化粧頑張ったら」と言われるより、「今日は化粧頑張ったね」と言われる方がうれしいでしょ?
等と会場の笑いをとっていましたが、
日本の殺人事件の半数が家庭の中で起きているというショックな現状についてもお話がありました。
そうならない為にも、子供に過剰な期待はしないこと。
子供の欠点は、必ずどちらかの親の欠点であり、トンビは鷹を産まない。
そして、幼児期にたくさん遊ぶことの必要性をお話し下さいました。
たくさんの友達と関わることで、コミュニケーション能力、社会性を身につけていくのだと。
そんな幼児期の大切な時間を習い事で無くしてしまった子供は、
大人になって社会でやっていけない。
習い事をいくらしても、その習ったことを仕事にしている人は数少ない。
社会に出て、仕事をするとき、人は、人とのコミュニケーションをとりながら、
人に認められてこそ、やっていけるのだと。。
頭数を合わせるために狩り出された講習会でしたが、子供のお友達のことで悩んでいた私にとって、
心に沁みることばかりでした。
子育て協会 http://www.kosodatekyoukai.com/
そして、私の大好きな「相田みつを」さんの本を子育て協会でプロデュースしていると知り、
自宅に帰って、早速リサーチ。
お値段お手頃な文庫版が出ていたので、購入してみました。
「相田みつを」さんの詩を子育てに関する視点から、精神科医である佐々木正美先生が
実例とともに解説しているのですが、
ただ、相田みつをさんの詩を読むのとは違って、それはとても感慨深いものでした。
その中でも、
世界一の長寿国であり、世界で最も子供を産まなくなった国・日本は今、
世界一育児が困難になったのか、世界一育児が下手になったのか。
本当は、育児を嫌がる国になったのだろう。
そのことを子供たちはちゃんと知っている。
とあり、今の子供たちを取り巻く環境が、まさしくそうだと思うとショックでした。
「そのままでいいがな」
これこそ、子供への最高の愛情の表現である。
~
しかし、私たちは、大抵、条件つきでない愛情を与えることができない。
とも。
先日見つけた栗原歯科医院のHPでは
http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-nature/ikuji1.html#anchor673668
親という漢字は「立ち木を見る」と書きます。これは子供を立ち木を見るがごとくあまり手を加えず
道にはみ出した枝を時々切ってあげる程度で良いということです。
立ち木は盆栽ではありません。いろいろ形を整えて手を加えて自分の思ったような木にしていく
ものではないのです。
mogさんが教えてくれた「赤ちゃんを小さな人と感じたら…」の本の中でも
自分は愛されている。
自分は大切な存在。
自分には安心できる人がいる。
安全な場所がある。
信頼できる人がいる。
それが心と体にストンとおさまって、安定した心が育つ”まん中”になっていく
とありました。
「欠点まるがかえで信ずる」
我が子のありのままを受け入れて、信じてあげること。
意外と難しいけど、親として一番大切なこと。
そして、子供はいくつになっても親の愛を感じたいし、
親はいくつになっても、子供を一番に愛しているんだろうなって思う。
でも、
「あんなにしてやったのに『のに』がつくとぐちがでる」
「がんばれ」と同じで、頑張りすぎると、「がんばってるのに…」と愚痴が出てしまうから、
親業も、子供の為にと頑張り過ぎる必要なんてないんだと思いました。
そして、我が子だけじゃなく、皆信じられ、大切に育てられますように。
我が子を取り巻く環境が、ステキな出会いばかりになっていくことを願って。。
「育てたように子は育つ」子供と関わる全ての人に一読してもらえたらと思いました。
演題は、子育て協会の代表を務める杉浦正明先生による
「また明日遊ぼうね!」と言える子に”共に育ちあえる関係を育てるために” でした。
1時間半という時間の中、子育てについて、所々でオモシロおかしく話しをして下さり、
飽きることなく最後まで聞くことが出来ました。
その中で印象に残ったのが、「頑張れ!」と言うことを禁止した方が良いという内容でした。
子供にも大人にも「頑張れ」と言わない方が良い。
頑張れと言われプレッシャーを与えられるより、「頑張ったね」と認めて気持ちをラクにしましょうと。
このことについてもオモシロおかしく、
「もっと化粧頑張ったら」と言われるより、「今日は化粧頑張ったね」と言われる方がうれしいでしょ?
等と会場の笑いをとっていましたが、
日本の殺人事件の半数が家庭の中で起きているというショックな現状についてもお話がありました。
そうならない為にも、子供に過剰な期待はしないこと。
子供の欠点は、必ずどちらかの親の欠点であり、トンビは鷹を産まない。
そして、幼児期にたくさん遊ぶことの必要性をお話し下さいました。
たくさんの友達と関わることで、コミュニケーション能力、社会性を身につけていくのだと。
そんな幼児期の大切な時間を習い事で無くしてしまった子供は、
大人になって社会でやっていけない。
習い事をいくらしても、その習ったことを仕事にしている人は数少ない。
社会に出て、仕事をするとき、人は、人とのコミュニケーションをとりながら、
人に認められてこそ、やっていけるのだと。。
頭数を合わせるために狩り出された講習会でしたが、子供のお友達のことで悩んでいた私にとって、
心に沁みることばかりでした。
子育て協会 http://www.kosodatekyoukai.com/
そして、私の大好きな「相田みつを」さんの本を子育て協会でプロデュースしていると知り、
自宅に帰って、早速リサーチ。
お値段お手頃な文庫版が出ていたので、購入してみました。
育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば (小学館文庫 あ 13-1)
- 作者: 相田 みつを
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/12
- メディア: 文庫
「相田みつを」さんの詩を子育てに関する視点から、精神科医である佐々木正美先生が
実例とともに解説しているのですが、
ただ、相田みつをさんの詩を読むのとは違って、それはとても感慨深いものでした。
その中でも、
世界一の長寿国であり、世界で最も子供を産まなくなった国・日本は今、
世界一育児が困難になったのか、世界一育児が下手になったのか。
本当は、育児を嫌がる国になったのだろう。
そのことを子供たちはちゃんと知っている。
とあり、今の子供たちを取り巻く環境が、まさしくそうだと思うとショックでした。
「そのままでいいがな」
これこそ、子供への最高の愛情の表現である。
~
しかし、私たちは、大抵、条件つきでない愛情を与えることができない。
とも。
先日見つけた栗原歯科医院のHPでは
http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-nature/ikuji1.html#anchor673668
親という漢字は「立ち木を見る」と書きます。これは子供を立ち木を見るがごとくあまり手を加えず
道にはみ出した枝を時々切ってあげる程度で良いということです。
立ち木は盆栽ではありません。いろいろ形を整えて手を加えて自分の思ったような木にしていく
ものではないのです。
mogさんが教えてくれた「赤ちゃんを小さな人と感じたら…」の本の中でも
自分は愛されている。
自分は大切な存在。
自分には安心できる人がいる。
安全な場所がある。
信頼できる人がいる。
それが心と体にストンとおさまって、安定した心が育つ”まん中”になっていく
とありました。
赤ちゃんを小さな人と感じたら…―赤ちゃんマッサージの先生が贈る小さな子どもとの愛が広がるメッセージ
- 作者: 関 美奈子
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
「欠点まるがかえで信ずる」
我が子のありのままを受け入れて、信じてあげること。
意外と難しいけど、親として一番大切なこと。
そして、子供はいくつになっても親の愛を感じたいし、
親はいくつになっても、子供を一番に愛しているんだろうなって思う。
でも、
「あんなにしてやったのに『のに』がつくとぐちがでる」
「がんばれ」と同じで、頑張りすぎると、「がんばってるのに…」と愚痴が出てしまうから、
親業も、子供の為にと頑張り過ぎる必要なんてないんだと思いました。
そして、我が子だけじゃなく、皆信じられ、大切に育てられますように。
我が子を取り巻く環境が、ステキな出会いばかりになっていくことを願って。。
「育てたように子は育つ」子供と関わる全ての人に一読してもらえたらと思いました。