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反抗期という嵐がさった高校1年生と、受験という佳境に入った中学3年生の息子。
そして我が家の癒しである小学4年生の末娘。今を大切に、更新はボチボチ頑張ります[ー(長音記号2)]

えびちゃんが教えてくれたこと [癒し系]

この記事を書こうか、ちょっと迷ったのですが、
ブログのサブタイトルにもしているので、報告を兼ねて一応。。。

8月から我が家の一員に加わったザリガニの「えびちゃん」ですが、
3月2日、短い生涯を閉じました。

元気だった頃に撮った最後の写真
 


正直、ザリガニが死んでこんなに切なくなるとは、私自身思ってもみなかったのですが、
生前の愛らしい姿を思い出すと、今、からっぽの水槽の土管を見ると寂しくなります。


子供のころ兄たちが飼っていたザリガニなんて、もちろん夏しか存在しなかったし、
気づけば干上がってるような状態で、
生き物を大切にする気持ちなんて芽生えていなかったであろうと感じるのですが、

実際に自分が飼ってみて、ザリガニの生態を知り、
ザリガニでも人を認識することを知りました。


うちのえびちゃんだけかもしれませんが?
私の姿を見ると、「餌をくれ~」と水槽の前面に歩み寄ってきてアピールします。
乾燥川えびが好きで箸で餌付けすると受取って食べるんです。

以前、我が家のえびちゃん(http://momomo-chi.blog.so-net.ne.jp/2007-09-20-2
と紹介したのですが、動画はアップできず、今回再チャレンジ。


光が反射してしまっていて、見づらい映像ですが、よかったら。





最後の日、はさみがとれているのをみつけ、脱皮したのかと思ったのですが、そうではなく。


ザリガニは自切するそうです。

敵から逃れる為や、甲羅が割れていたりと痛みに耐えかねた時。。。


水槽の中に敵がいるわけありません。
我が家のえびちゃんは痛みに耐えかねて、はさみを自切し、最後の命を絶ったのです。



ショックでした。


これまで何回か水換えをしては脱皮を誘発してしまい、
命をつないできた我が家のえびちゃんですが、

今回、よっぽど環境に適応できなかったのか、
何日間も水面に居るような状態だったのですが、

水換えによって、そんな状態になってから3週間。


水中に居るようになったので、安心していた矢先の出来事でした。


子供には見せたくなかったのですが、日曜日で家にいたので、

はさみがとれてしまって、動かなくなってしまった姿を見せ
「もうえびちゃん死んじゃったから…」と水槽から出したところ、

泣き出してしまった長男。

しばらく様子をみていたのですが、

「やっぱり動かないから、埋めてあげよう」と、ベランダのプランタに穴を掘って埋めてあげました。


30分くらい泣き続けていた長男。

次男は何が?といった感じでわかっているのか、わかっていないのか。

泣いていた長男もわかっているのかは別として、もう姿を見れないことが
やはり悲しかったようです。


矛盾しているのですが、10匹だっためだかは今は4匹しかいないのですが、
死んでいる姿を見たわけではなく、
餌を入れてもさほど寄ってくるわけでもないので、悲しいとは感じていなかったのですが、

グリーンテトラを飼っていた時は弱っていく姿を目の当たりにし、
どうすることもできず、、切なかったのですが。。


せっかく冬を越したえびちゃんが、私のやった水換えが原因で死んだようなものだと思うと
生き物を飼う難しさを痛感させられます。


自分が親になって、
命の大切さがわかるようになったから、


余計身にしみます。



そんなわけで、+6匹となりました。

今は残った4匹のメダカが元気に過ごしてくれ、
夏になって、クワガタが冬眠から覚め出てくることを願うばかりです。


追記(2011.07)
あれから3年、自然体験教室で捕まえたザリガニを5月から飼い始めました。
あっという間に水草を食べてしまうので、新しい水草を追加したところ、1時間も経たず様子が変に。
以前えびちゃんが水面へ逃れていたように、水から逃げるように水面を求め動き回っていることに
気付き、見ていると一緒に飼っていたヤマト沼海老が急に激しく動き出したと思ったら底に沈んで
動かなくなってしまいました。

水換えなどはしておらず、水草を追加しただけだったので、明らかに水草のせい??
もしや水草にも農薬とかがある?

考えてみればわかりそうなものですよね。

「水草 農薬」で検索したところ、魚類に大丈夫な農薬でも海老類にはダメな農薬が水草に使われ
ていることが多いということを知りました。

今になって、えびちゃんの本当の死の原因がわかった気がしました。無恥だった自分が悲しい。
もう祈る思いで水を換えするしか残された方法はありませんでした。。

もしもザリガニを水槽で飼われる方、どうか水草にはご注意下さい。


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てんちん

うちにも金魚が一匹います。
飼いたくて飼いはじめたわけではないのですが、もう半年ぐらいの付き合いになってきたので情というものが出てきました。子供にもそういう感覚があるようで、エサをちゃんとあげたかどうか確認したりします。
いつか死んでいなくなる時がくるんですけどね・・・
こういう経験で命の大切さを学んでくれるといいと思います^^
by てんちん (2008-03-04 12:53) 

みえまる

ザリガニの「えびちゃん」。
残念でしたね・・・動画が泣かせます (T△T)
人を認識することも、私、今日初めて知りました。
自切するというもの・・・。生き物ってホント切ないなぁ。。。
長男くんがショックで泣いちゃったことも、今は悲しいけど
大事な大事な経験だったはずと私は思いますよ。
(すごく心の優しい長男くんなんですね。)
昔と違って、自然の中で生き物と普通に触れ合うことが
難しくなっている時代、こうして生き物やその生と死も、
画面や本の中でしか知らないまま大人になることは
結構簡単だと思うんですよね。
でも、生き物の卵が孵って幼虫になって嬉しかったり、自分が
世話するの忘れて途中で死んじゃって悲しかったり、という気持ちは
経験してみないとわからないことですもんね。
私は田舎育ちなんですけど、福岡の街の中で育ったうちの旦那は
そういう点では私より本当に物を知りません。
知らないからって困りはしないけど・・・でも、せっかくの人生を豊かに
するためにも、なにごとも経験ですよね^^

・・・と、えらそうに長文を書いちゃってちょっと恥ずかしくなりました(汗)
めだかと、クワガタが元気でいてくれますように。
by みえまる (2008-03-04 16:49) 

Shun

悲しいことですが、生き物はいつかは死んでしまいますものね。だからといってそれから目をそらしてしまうより、現実と向き合うことの方が、お子さんにとっても意義があると思います。うまくいえませんが、命というものを感じられる機会ではあろうかと。
それに、えびちゃんも、momomoさんのご家族のもとで幸せだったのではないかと思います。ザリガニであっても、大事にしていた気持ちは伝わると思いたいです。
by Shun (2008-03-04 22:51) 

クリン

生き物の死は悲しい事ですが、生き物と一緒に生活する事は幸せな事ですよね。
ザリガニは子供の頃飼育していましたが、今はこれ以上生き物を増やす事を禁止されているので、夏、ザリガニに会いに行くのが楽しみとなっています。
クワガタも、上手に飼育すれば冬を越しますね。
が・・・
ついつい、水分の補給(霧吹き)を忘れて乾燥させてしまった事が続き、クワガタの飼育からも遠ざかっています。
子供が世話を出来るようになったら、もう一度飼育したいですね。
by クリン (2008-03-05 00:24) 

momomo

皆さん、励ましのお言葉、本当にありがとうございます。o( _ _ )o

てんちんさん、ありがとうございます。
やはり、自分で育てるからこそ愛情もわくのかもしれませんね。
どんな経験でも、やはり受け止めなければ。。ですね。

みえまるさん、ありがとうございます。
子供の頃なんとなく飼っていても、結局は母が面倒みているせいか、大人になって自分が飼ってみて、あらためて知ることも多いです。
長男は「えびちゃん居ないの寂しい…」とは言うものの、「K君ちにまだいるからもらってくる」と安易な言葉を発してます(T_T)
5歳児でもそんなものか。。。と思いますが、「もらえても、今はまだ寒いからすぐ死んじゃうよ!」というと納得するようになりました。
きっと、小さな経験でも、辛いことを乗り越える積み重ねをしていくからこそ、大きくなってどんなことでも乗り越える力になるのかなと私も思います。
私たちの時代では当たり前だった自然に触れ合う機会も、今は擬似的にでも与える時代なのかもしれませんね。

hidejiiさん、ありがとうございます。
hidejiiさんは本当にすごいと思います。何気なくなのかもしれませんが、生き物をちゃんと理解していて、愛情が深いのでしょうね。
本当に頭が下がる思いです。

Shunさん、ありがとうございます。
現実と向き合う力、大事ですよね。幾度となく悲しい思いをし、もう飼うものか!と思ってもまた飼ってしまうのは、なぜなのか。
でも、振り返ってばかりいても仕方ないし、前に進むことも大事です。
悲しみを乗り越える力に変えて頑張ります!

クリンさん、ありがとうございます。
悲しくても生き物と一緒に生活できるのは幸せな事、そうかもしれませんね。
ザリガニ…と思っていましたが、
この半年、世話が面倒と思いながらも楽しかったです。
それも飼ってみなければわからなかった事ですよね。
クワガタは冬眠中もなんどか霧吹きしてますが、今年はとくに寒かったので、
大丈夫かちょっと心配です。
子供は、自分で世話が出来るようになって、初めて愛情がわくのかもしれませんね。
もう少し大きくなったら世話も任せたいなと思います。

by momomo (2008-03-05 09:59) 

ちゅーこ

私は虫や生き物がまるでダメなので、お世話はいっさい子供にさせています。・と言っても、こどももすぐ飽きるので、結局は長生きできずに可哀想なことになっています。
息子のお友達のお母さんたちはmomomoさん同様、世話を最終的に引き受け、誰よりも可愛がって最期を看取るときに悲しんでいるひとが結構います。そんなお母さんのうちに居た生き物たちは幸せだなあっていつも思っています。
 ところで、こんなに劣悪な環境の我が家でも、一匹だけクワガタが生き残っています。外国産だから外に逃がすわけにもいかず、
飼育箱を開けるたびに「まだ生きてた!」と子供に言われているクワガタ。
ほんとは冬眠するんですね。我が家のはずっと木の上でえさのゼリーに張りツイテマス^^;
by ちゅーこ (2008-03-05 10:15) 

momomo

ちゅーこさん、ありがとうございます。
なんだか、元気が出てきました!
クワガタ、元気に餌を食べているということは、リビングに???
外国産ということは、もともと南国育ちで冬眠しないとか??
いやはや、生き物は奥が深いですね。。
by momomo (2008-03-05 10:35) 

hidejii

( ̄へ ̄|||) ウーム うちにきたら 長男さんは2日~3日ぐらいで泣いてるかも ( ┰_┰) シクシク  
グッピー モーリー が生んだり死んだりの繰り返しだからな2日~3日お墓作ってます ( ┰_┰) シクシク
いい教育になりますね
by hidejii (2008-03-05 21:27) 

momomo

hidejiiさん、ありがとうございます。
稚魚はさらに難しくなりますよね。。。
昨年めだかの卵を保護しましたが、やはり水換えで全滅させてしまい。。
稚魚は私にはムリだと、保護するのをやめました。。今年こそは!?
by momomo (2008-03-06 07:22) 

リッツ

読んでてとても切なくなりました°・(ノД`)・°・
人を認識するなんてよっぽど大事にしてもらってたんでしょうね。。
正直、ザリガニってあまり見たことがないのにとてもかわいく見えます。長男くんはすでに命の尊さが分かったんじゃないでしょうか。
by リッツ (2008-03-06 14:14) 

momomo

リッツさん、ありがとうございます。
リッツさんは姉妹かな?そうだとザリガニなんてきっと無縁ですよね。
私は兄がいたせいか意外と男の子の遊びや昆虫類も苦手ですが大丈夫なんです。
男の子は「あり」を飼ったりとか色々聞きますから、大きくなってくると大変です。
リッツさんも、覚悟!?(^^)

by momomo (2008-03-07 14:06) 

momomo

NsHomeさん、はじめまして。niceありがとうございます。
by momomo (2008-03-25 14:45) 

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